囀りや昼餉に洒落た卵焼き

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 主人がデイサービスに行くようになって、迎えの時に傘をさして貰ったのははじめてでした。霧雨が降っていました。庭先で鳥の声を聞いたのでまさか雨とは気がつきませんでした。

 

 昼食にいつもいつもベーコンエッグでは味気ないと、フレンチ風オムレツを焼きました。中身は馬鈴薯、玉葱、ソーセージといったあり合わせの材料です。久々にケチャップもかけました。

 実はケチャップを切らしていて買わねばと思いつつ忘れていました。ところが、先日冷蔵庫の扉の調味料入れの奥の方に手つかずのケチャップを発見しました。始めは使い残しと思い込んでいて処分しようと取り出してみると、未開封のものでした。私も危ない状態にあるのかもしれません。

 

 午後書道ボランティアに行きました。時間に部屋に入ると主人を見かけました。ゲーム室の方へ行来かけて戻ってきました。書道をやるか聞いたところ「書いてみようかな。」とその気になった様子でした。他の皆さんは4文字のお手本でしたが主人には

2文字の「永日」というのを渡しました。

 

 家では私が書いているのを見るだけで、どんなに勧めても筆を取りません。今日は

どういう風の吹き回しか素直に筆を持ちました。結構上手に書いて、見回りに来た介護士さん達に褒められていました。

 

 書道の時間が終わって、後片付けをしてお茶を頂いて帰ろうとすると主人も「一緒に帰る。」といいます。これからおやつの時間なので、私が先に帰って鍵を開けておくからというと席に戻りました。

 

 4時前に送迎車を迎えに出ると、戸口まで送ってくれた介護士さんと握手していました。だいぶ馴染んできたようです。

黄昏に友は布雛携えて

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昨日の夕暮れ時、行きつけの美容院の先生から電話で「ちょっと表へ出てくれる?」

と言うので、玄関先で携帯からかけているのかと急いで出て見ましたが姿がありません。道路へ出て、坂の上の方を見ると美容院の前当たりに人影が見えました。

 

 先方も私を確認したようで、小走りに下りて来ました。「ころぶから駆けないで~。」といいましたが、そのままやってきました。「この前入らした時に間に合わなくてやっ出来たので。」と手に持っていた物を差し出されました。透明なケースに入った

縮緬細工のおひな様でした。

 

 いつも忙しそうにしているのに、いつの間に手の込んだお人形を作ったのでしょう。

時々お孫さんを預かったり、高齢のお母さんを見舞ったり、美容院の仕事はもちろん時間があれば、庭仕事にいそしんでいるので、手芸品も手がけているとは驚きです。

 

 お孫さんが大きくなたので、少し時間が取れるようになったのかも知れませんね。

お互いに部屋着のままなので、長話もできず直ぐに別れました。

早速時分で作った貝殻の雛やウサギ雛と共に飾りました。

 

 今日のヨガは、午前中の書道が無かったので、参加者は7名でした。時間になっても先生が見えないので、他の人が電話を入れるとバスの時間を1時間間違えているようでした。ご主人が入院されたとかで、何かと気ぜわしい事でしょうから、休んでもらいました。

 私達はテープをかけて自習しました。先生が不在でも出来るようにとテープに先生の

声を吹き込んでいただいたのが、最近よく利用する機会が増えました。他の班でも欲しいというので、ダビングしなければと思いながらなかなかダビング出来るレコーダーが無くてそのうちそのうちと日が過ぎています。

 

 

 

梅の香やさほどに急ぐ事あらむ

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 今朝は、主人も機嫌良くデイサービスへ行く支度をしてくれて、連絡帳に記入するゆとりが出来て、私が外出で主人の帰宅時間に万が一間に合わない時は鍵を持たせるので

宜しくと書き終わったとたん、迎えが来ました。いつもより早い時間でした。

 

 10時からは絵画教室へ行きました。2月最終回と勘違いして来月分の月謝を持参して

来週の授業もあると笑われました。お昼は天ぷらうどんをごちそうになり、1時前に

帰宅して、午後の委員会へ行く準備をして、M崎さんの車を待ちました。

 

 会議では会員の増減の報告や、会員の年齢構成の確認、支部大会の代議員選びなど

盛りだくさんでした。我が班の総会の日取りも決まったところで、3時になり私は

中座しました。私の都合で次回からの会議は午前中に設定してもらえる事になりました。

 

 団地内の曲り角に梅の花が咲いていました。寒い寒いと行っている内に、梅はもう満開です。団地から通りに出る所にも梅がしかも低い位置にあって目の前に花を見ることが出来てしばらく立ち止まって香りを吸い込みました。

 

 運良く一番近くを通るバスに乗ることが出来て、3時40分頃家に着きました。

10分後ぐらいに主人が帰りました。

 せかせかと時間に追われる一日だったような気がします。

春装い今の流行も知らぬ身に

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 今日は主人の4週間毎の検診日で付き添いました。二軒先のKさんも母親の付き添いで来ていました。月曜と木曜にデイサービスだそうで、検診日と重なったので先に

診察を受けてから隣の施設に送るのだとか。

 Kさんはこの病院の付き添いさんをしているのでデイサービスの無い時でも、何かにつけて娘さんの職場に来て困っているようです。

職場が近いのも善し悪しのようです。

 

 ネット通販で永久不滅ポイントを使って、春向きのセーターかカットソーを買おうかと提携先のショップで、物色しましたが、その数の膨大な事!めくれども婆さんに合いそうなものは見当たりません。

 

 色合いがいいなと思うと、袖口が広がっているパフスリーブだったり、襟ぐりが

広く肩にずり落ちそうだったり、まともだなと思われる形のは縞模様が囚人服みたいだったり、丈が長すぎる物、短すぎる物。いったいどうなっているの?としまいには

腹立たしくなりました。

 

 今のファッションについて行けない我が身が情けないのか、探す場所が悪いのか

今日の所はあきらめて、後日中高年向きのサイトで探そうと思います。

 

 

切り株や去年の椿の花惜しむ

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 風はまだ冷たいけれど、家の中から見る庭は春の日が眩しく差し込んできます。

となりの庭との間にあった、古い椿の木を切り払ったので日当たりが良くなりました。

代りに、長年親しんだ紅い椿の花を見ることは無くなりました。

 

 主人は数年前から庭木の剪定をしなくなり、私が見かねて切っていましたが、素人では見苦しくなるばかりでした。先々を考えて綺麗さっぱり大きな木は切ってしまいました。それなのに季節が巡れば今までの花が懐かしくなります。

 

 家の中にも不要品があちこちの場所を塞いでいるのが気になり出しました。手始めに

食器棚の中から長年使わない食器類を取りだして、少しづつ家庭ゴミに出すことにしました。捨てるにはまだ惜しいかなと思う物は、床下収納庫に移しました。

 

 まだまだ整理仕切れませんが、おいおいかたづけて行けば良いとある程度で切り上げました。以前ほど気力が持たないのです。気長にやりましょう。

 

 

 

先立たれ饒舌な友余寒かな

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 友人宅へお線香を上げに行きたいと、午前中電話を入れると応答が無く、午後

昼寝をする習慣を知っているので、 オリンピックの男子フィギアの決勝の結果を見てから2時半過ぎに再び電話を入れる事に。

 

 日本中の期待の重さに打ち勝って、羽生結弦が金、宇野晶磨が銀という快挙を上げました。気を良くして、友人に電話をすると在宅で話に来てとの返事でした。

 

 Sさん宅のチャイムを鳴らしても返事が無く、変だなと思っていると庭の方に姿がありました。いままでご主人の仕事だった水遣りをしているところでした。

 しばらくぶりに会うSさんはだいぶ痩せた感じがしました。まず座敷の床の間にしつらえられた祭壇にお線香を上げました。遺影は満面の笑みで若々しくとても良い写真でした。本当に長い間、親しくお付き合いいただいてお世話になりました。

心でお礼やらご冥福を祈っている傍らでSさんはしきりに話しかけてきます。

 

 リビングに移ってお茶を頂きながら、亡くなられた状況を聞きました。ある日ご主人がお刺身が食べたいというので、早めに魚屋さんで買い求め早めの夕食を取った直後に

病院から来た男性達に抱えられて車で入院したと言います。(家から駐車場まで長い階段があるため。)

 

娘さんと主治医の間で相談してそろそろ入院して治療を始める事になったようでした。Sさんが心配するので詳しい話を聞かせてもらえていなかったようで、ご主人は肺がんが進行していて末期だったらしいのです。87歳のご主人は特に痛みを訴える事も無かったのでご夫婦共に夢にも肺がんに犯されているとは知らなかったようです。

 

 定期的に病院へ付き添っていた娘さん(看護師の資格を持っている。)は当然病気の事はわかっていても両親には伏せていたので、二人で穏やかな毎日を送っていたのでした。そのため、Sさんは何事も無く二人で食事をしていた現場から突然ご主人をさらわれた感じを受けたようです。

 

 あとで病院へ行くと赤いタラコのように(Sさんの受けた印象)ベッドに横たわり

眠っていて、いかにも重病人になっていたといいます。その後言葉を交わすこと無く

数日で無くなったのだとか。彼女には未だにご主人が亡くなった事が信じられないようでした。

 

東日本大震災で被災したご主人の親族の方々が大勢葬儀に上京された事や、お子さん方、お孫さんの事、と次から次と話されて中には同じ話が繰り返されて止めどなく

話をされました。今まで聞きつけて訪れた弔問客に粗相がないように言葉遣いに気を遣っていて、私に会ってようやく普通の話が出来たといって気の緩みが出たのでしょう。

 

 見た目はとても元気でしたが、饒舌ぶりにふと不安が過ぎりました。今まで同居の会社員の孫さん(男子)の食事の世話をしていましたが、まだ食事の支度をする気力がなさそうです。地方に住むご長男がゆくゆく同居してくれるそうなのでそれまでは

しばらく淋しい事でしょう。どうぞ体をこわしませんように。

 

 

 

うつうつと朝寝の耳に今何時

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  主人のデイサービスのない日は気が緩んでうっかりすると寝坊しがちです。

今日は俳句の日なので早く家を出なければいけないのに、目覚ましをかけていませんでした。いつもは私より遅く起きる主人が「今何時だ?」と声をかけてきたので

目が覚めて、助かりました。

 

 今日の句会は、前もって各自がIさんへファックスで俳句を投稿してIさんが清書

して更に人数分コピーをして来ることになった最初の日です。

高齢のIさんは積極的でご自分から申し出てこの役目を引き受けてくれました。原稿の様式を整えて選句もしやすく工夫がされていました。おまけに全員分のファイル

も用意し、用紙にはパンチで穴も開けてありすぐファイリング出来るようにしてあり、何から何まで気配りが行き届いていました。

 

 新人さんの上に高齢なので、このまま甘えて良いものか気にはなりますが、本人が張り切っているし、皆の句に良く目を通すことが出来て勉強にもなるかも知れないと、

当分甘えてみることにしました。

 

 選句にすぐ入ることで時間の余裕が生まれ、話し合いが充分取れて良い結果となりました。3月2日に葉山の神奈川県近代美術館で開催中の掘文子展を鑑賞がてら吟行を

する事も決めました。

 

 帰宅後、K山さんから、美術館に問い合わせ、アクセス、近辺の状況等をファックスで報告がありました。まめな仲間のおかげで、楽をさせてもらえて幸せです。