花菖蒲花咲かじいと名乗る人

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 朝9時過ぎに内装屋さんが仕上がったカーテンを取り付けに来ました。落ち着いたモスグリーンの地で満足です。主人に聞くと好きじゃないと言います。赤い方が良いの?と聞くとわからないと言います。それほど関心があるわけでは無いので良しとします。

 

 電気屋さんも確認に来ました。クロスの一部がほんの少し皺が伸びない部分を気にしていました。下地の板が古くて波を打っていると言っていた部分です。やり直しますよと言いましたが、机のかげで足元なので私はこのままで気にならないといいました。

 

 壁に傷をつけたくなくて額類を未だかけずにいましたので、ピクチャーレールにしたいと話すと内装屋さんが見本を届けてくれると言いました。この際出費は覚悟で取り付けて貰う事にしました。

 

 午後、香典返しのカタログから選んでおいたキッチンワゴンが届きました。組み立てる材料一式段ボール箱に入っていました。主人にも手伝って貰って説明書通りに何とか組み立てられました。終了後に気分が悪くなり暫く休みました。

 

 収納部分の扉を開けると塗料の匂いが強く、この匂いで気分が悪いのだと気がつきました。暫く扉を開け放しておいて匂いを蒸発させなければと思います。

 

 夕方チャイムが鳴って出ると「花咲かじじいです。」と名乗りました。Oさんのご主人だとドアを開けると、花菖蒲や芥子の花などを手に持っていました。Oさんのご主人は野菜を持って来た下さるときは「八百屋です。」とか言う照れ屋さんです。

 

 私が絵を描くのを知っていて、時々畑の花を届けて下さいます。無くなったSさんへもよく野菜等を届けていたので、突然の死を悼んでいました。