炎帝に向かふ気も失せ茶漬け飯

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 昨日夕方あたりから体が熱く感じて熱を測ると6度7分と私にしては高い値でした。

喉も痛いし今具合が悪くなる分けには行かないぞと風邪薬も飲みました。大根もサイコロに切って蜂蜜をかけて、大根飴を作りました。

 

10時半頃眠くなり床に就きました。朝5時頃目が覚めるといつもの通りの

体調に戻った気がしました。

 

 隣近所にはまだ主人の事を知らせていないので、そろそろ理事さんにでも報告をして他の皆さんに知らせて貰おうと、簡単に文にまとめて出かけました。
あんなに毎日病院通いをしていたのに、門扉を開けて外へ出ると暑さがわーっと
襲ってきて、理事さん宅までの道が遠く感じられました。

 

 日曜日なので在宅と思ったのですが、不在でした。仕方なく評議員さんのお宅に
行きました。此方も不在でした。お二方とも若い方で、班内の人達と馴染みが薄い
のが気がかりです。

 

 ああまだ班内の誰にも伝わっていないなと暑さの為か人気のない道を引き返し
て来ました。誰にも会わなかったのでほっとしました。今話をするエネルギーが
沸いてきません。もう少し家の中で静かに体を休めたいのです。

 

 夕方理事さんの在宅を確かめてから伺うました。文面をみせながら事情を話すと
自治会長さんと共有してもよろしいですかと言われたので、構わないが掲示板に
は葬儀が終わってからにして欲しいと頼みました。

 

 掲示板の訃報通知は、留守宅が狙われる危険があると聞いていたものですから。
夕飯時になってもお腹がすきません。主人が居るときは5時半には夕食にしていましたがこの頃はどうしても7時頃になってしまいます。

 

 ご飯をざるに入れて水で洗い、麦茶をかけて胡瓜のぬか漬けの塩気で何とか
お腹に流し込みました。