駅前の何故か懐かし日照り草

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 市長選の応援の為センター南駅に朝9時に集合と聞き、8時31分のバスを待ちました。

時間を過ぎてもバスは来ません。時刻表を確かめると、土曜日は8時台は空欄です。

一瞬どうしようと慌てました。反対方向のバスの時刻が7分余裕が有るので、逆方向からまわって電車で行くことにしました。電車の乗り継ぎが良く時間前にセンター南駅

到着しました。

 駅前に松葉ボタン(日照り草)の鉢が並んでいました。結婚したばかりの頃住んでいた小さい家の入り口に咲いていた花です。突然何十年もタイムスリップして当時の風景がよみがえりました。

 感傷にふけっている暇はありません。大木の木の下で準備中の人達に合流しました。

民進党自由党共産党からの代表者が応援演説をする中、私はシール投票の紙を持つ係を引き受けました。私達の応援する伊藤ひろたか候補の主張であるカジノ反対を盛り上げるべく、通りがかりの人々にシール投票してもらいました。予想通り反対側にシールは貼られていきます。もう投票してきましたと言う人も。中学校給食の実施を主張している事を告げると、子育て世代の人達の関心を引き手応えを多く感じました。

 次はセンター北駅前に移動という事でしたが、私は急遽参加したので家の事も気になり、失礼して区役所に寄って期日前投票をしてから帰りました。

 

早生桃や種までしゃぶる性哀し

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 今日の句会は2名欠席の7名で開始しました。人数が多くなると句の書き写しや選句に時間がかかります。我々はまだまだ初心者の域を出ていないので、先輩の教えを請う事柄が多いので、もう少し時間に余裕が欲しいところです。会館を長い時間借りられれば

良いのですが。

 夕食後、隣家から頂いた桃を冷やしておいたので、皮を剥き切り分けてテーブルへ出す前に種の周りに果肉を多めに残しておいた物は我が物としゃぶりました。果汁がじゅわっと口に広がって、適度な酸味もあってとても美味でした。

 子供の頃実家は食べ物商売だったため、桃はお腹に悪いからと食べさせてもらえませんでした。夏祭りの時は町内の外れの店でこっそり桃を買って食べたものです。その頃の桃は小さくて堅く今ほど甘く無かったと思います。それでも隠れて食べるというスリルが美味しい記憶となっているのかもしれません。

悪声のオナガ群れ来て梅雨明ける

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 昨日の朝寝苦しい夜が明けてさめやらぬ耳にミーンミーンと蝉の声を聞きました。

そして昨日関東地方は10日早い梅雨明けとなりました。

 今朝野菜を買いに行く途中ギイーギイーと鳴くオナガが飛び交って電線に止まったり

大木の茂みに止まったり賑やかでした。紺色のビロードのような頭と長い尾がとても美しい鳥ですが、如何にせん、ゼンマイを巻くような声がいただけません。

ここ数年住宅地でよく見かるようになりました。オナガを眺めながら私も木下で一休み

しました。

 

 

南国の果実の酸味暑気払い

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 今日のヨガの後、ちょっと早い暑気払いの食事会をしました。

 最近は出席者が安定していて運営費が潤っているそうで、参加者はお弁当代半額負担で済みました。

 いつもこのような親睦会にはS田さんの差し入れがあります。今日は徳之島産の

パッションフルーツやパパイアの漬け物など珍しいものをごちそうになりました。

パッションフルーツは、アケビのような甘みを想像していたのですが、とっても爽やかな酸味で嫌みの無い甘さでとても美味しかったです。種ごと食べられました。

 パッションとはキリスト受難を意味するとか。花が十字架に掛けられたキリストに似ているので、その花を見た宣教師が名付けたとも。

 日本では円形の花の中心の蘂が時計の針の様に見えていて時計草と呼ばれるようです。その他ゼリーやお菓子の差し入れもありましたが私は完食しました。

 S藤さんは彼女の叔母さん手作りのビーズ作品を沢山持ってこられて、めいめい好きな物を選びました。話も弾み楽しい一時を過ごしました。

 

雷様や祖母の唱えしまんぜろく

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 今日は午後から天気予報通り雨になりました。午後1時半からの班会議へN田さんの車で出かける頃からぽつりぽつりと雨粒が当たり出しました。

 会議途中で窓の外は大雨の様子で雷まで鳴り出しました。室内は議題白熱で外の様子に気を取られているのは私ぐらいだったかもしれません。

 幼い頃母方の祖母が雷が鳴ると「マンゼロク、マンゼロク」と唱えて、保存しておいた節分に炒った豆を食べると良いと教えてくれました。雷をらい様と呼んでいました。

それでいつも、雷様と呼ばれた市川雷蔵のりりしい姿を連想してしまいます。

 マンゼロクとは一体何なんだろうとネット検索してみました。東北地方の言い伝えで

昔々、福島県にある萬歳楽山で山仕事をしていた男達が岩の上で昼寝をしていると少し揺れを感じて、仕事を終えて下山すると麓の村々が地震で壊滅していたとか。以来萬歳楽山にいて助かった事から、まんぜろくを唱えるようになったとか。

 え!地震?祖母は間違って覚えていたのか、それとも地震、雷、共に自然の脅威に対して同じように唱えていたのでしょうか。我が生まれ故郷に萬歳楽山があることを初めて知りました。ネットは有り難いですね。

 会議が終わって外へ出たら雨はほとんど止んでいました。

せめて十若返りたやアロハシャツ

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 昨年バザーで手に入れた浴衣地のアロハシャツ。一目で気に入りました。年甲斐も無く赤い色に惹かれたのです。いざ着てみると如何にせん赤が勝ちすぎます。

 シャワーの後の着替えにと、取り出してみたもののやっぱり断念しました。

赤の色調が、エンジかオレンジなら良かったと思います。この赤はスカーレットかなと思ったら、ふと「緋文字」が思い浮かびました。どんな内容だったかなと気になって

ネット検索して、おぼろげに思い出しました。

ナサニエルホーソン原作の不倫小説。確か映画で見た様な。

 夫が長いこと不在のヒロインと聖職者が恋仲になり、子供が生まれて、ヒロインは

広場に引き出されて上着の胸に緋色でAの文字(スカーレット・レター)を刻まれる。聖職者は名乗り出ることを止められて、自分の胸に自らAと刻み、どんどん体力が衰えて行く。古い時代の一種の純愛物語。今ならどうということもなく解決の道はあるものを。

 最も困難だからこそ、ホーソンの名作が生まれたのかもしれませんが。

水遣りをじっと窺う子蟷螂(かまきり)

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 二十数年前、床の間の鴨居あたりに蟷螂の巣を作られた事がありました。巣は庭に

捨てましたが、子供は無事だったと見えて、毎年蟷螂を見かけます。

 今朝、庭に降りようとして、万年青の葉あたりに青く小さな蟷螂を見つけました。

水遣りをする時蚊に襲われないようにキンチョールをあたりに吹きかけてから、庭に降りるのですが、今日は蟷螂にかかるといけないので止めました。

 巣からは沢山の子供が出てくるはずですが、まだ一匹しか見当たりません。ここまで無事に育つのは難しいのかとも思います。

 近頃はヒアリのニュースを聞かない日はありません。横浜港でも見つかりました。

1日2000匹も増えるとか。大変な繁殖力ですね。水際作戦失敗だったのでしょうか。

どうぞ誰も噛まれることが有りませんように。