同胞は姉妹ばかりに端午の日

            f:id:yuyakereiko:20190505194428j:plain

  紫外線が強まる季節になりました。日差しが強まる前に散歩に出ました。
途中おじいさんの野菜棚を覗くと、祭日のせいか絹さやと小さな竹の子があるだけでした。絹さや一袋を買ってショルダーバッグに入れて、いつもと反対方向に歩を進めました。

 久しぶりに付けた腰ベルトがきつくて、人目のない脇道でマジックテープをずらして
ゆるめました。目指す公園までは緩やかな上り坂になります。公園の入り口は様々な
彩りの草花が目を惹きました。子供の日なのに子供の姿がありません。行楽地に出かけているのかも知れません。

 

 公園の坂を上って頂上に辿り着くと、姉妹らしい三人の少女達がかけっこをしていました。長女が全速力で走ると次女がスマホを覗いてタイムを計っていたようです。そのうち水飲み場の方で水に戯れてきゃっきゃっとはしゃいでいました。

 

 思い返すと私には三人の姉がいますが年が離れていて一緒に駆け回ったりして外で遊んだ記憶はありません。年子とか二三歳違いだったらどんな思い出が作れたかなとちょっと残念な気がします。とはいえ兄二人は故人となって、今は女ばかりになりました。姉達がいつまでも元気でありますように。