酢漿草や未だ戻らぬ傘の主

             f:id:yuyakereiko:20190620193232j:plain

   昨夜は喉が痛むので早めに休みました。夜中に目が覚めた時も痛みがあるので
龍角散を飲みました。朝起きると口の中に龍角散の粉末が残っていました。

 だいぶ良さそうなので午前中は書道をして、午後は「うたごえ」に行くつもりでした。体調が悪いせいか思うように書けません。喉も快復の兆しがなく、大事を取って
M崎さんに欠席のメールを入れました。

 

 運悪く今日は病院がお休みです。買い置きの風邪薬が1回分しかなく、夜の分に
残しておきました。今日は良いお天気ですが、昨年の今日は雨でした。
主人が腹痛を訴えて病院へ傘をさして行きました。その日の午後再び嫌がる主人を
せき立ててタクシーで紹介された病院へ向い、手術をしたのでした。

 

 傘2本は私が持ち帰りました。玄関の傘立てには使われる事の無い男ものの大ぶりの
傘が入っています。あの時病院へ行かなければ良かったのだろうかなどとつい考えてしまいます。

 庭のあちらこちらに抜き残した酢漿草の花が咲いています。夕方になっても日はまだ
高いのに酢漿草にとっては休む時間がきたのか俯いて傘のように花をすぼめています。