迎え火やちびた蝋燭始末せり

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 暑くてやる気が起きませんが、さすがに今日はいつもより丁寧に掃除をしました。

仏壇の中も念入りに埃をはらい、から拭きしました。盆棚をしつらえる場所がないので

仏壇に鬼灯の飾りを付けました。

 

 仏壇の引き出しに燃え残りのちびた蝋燭が入っているのを見て、送り火に使えると思いました。昔主人が使っていた灰皿に小さく切ったおがらを入れて、中にちびた蝋燭を立てて火を付けると小さな炎がおがらにも付きました。が程なく火力が弱いのか消えてしまいました。それでも煙が窓から出て行ったので良しとしました。

 

 御霊を迎えるといっても、部屋の高い位置に主人の遺影があり、一日何遍も顔を合わせているので、改めて迎えるという気がしません。それでもちょっとまねごとをして

提灯を点灯すると主人の遺影が嬉しそうに笑っているように見えます。