羽ばたくや病棟生まれの燕の子

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 今日は仕事帰りの長男と病院へ行きました。スマホで場所を確かめていたようですが

桐蔭学園を通り過ぎたかと心配していましたが、前方に桐蔭学園の女子部入り口の表示が見えて安心して右折して進みました。細い道が続きます。やがて病院の看板が見えてきて坂を上りました。

 

 病院のロータリーを過ぎて下り坂になって第一駐車場に出ました。11時からの面会時間でまだ駐車場には数台しか車が入っていませんでした。4階のナースステーション

にいつも大勢いる看護師さん達の姿はまばらでした。

 

 病室に入ると主人は相変わらず大きな口を開いて息をしていました。声をかけると

息子の事もわかったようでした。横を向きたがりますが腕を拘束されているので自由がききません。しきりに話をするのですが可哀想ですが聞き取れません。息子に半袖で寒くないかと言っているようで笑わせました。

 

 息子は主人の点滴液をスマホで調べてくれて、大きな袋の方と小さい方の点滴の並べ順にも決まりがあるようで液が混じらないように配慮されていると言っていました。

私は何か体に良い物を入れてくれていると信じているので気にもしていませんでした。

 

 手前にあるべき物が反対側にあってはならないなどと思ってもいなかったのでこれからはつい気にしてしまうかも知れません。一時間ほどいましたが今日は看護師さんも医師も来ませんでした。

 

 駐車券の割引をしてもらおうとナースステーションへ聞きに行くと救急外来の方でと教えてくれました。病室へ戻る時にデイルームの外を燕が飛んでいました。病棟のベランダのひさしの内側に燕の巣があります。時々雛が顔を覗かせたり羽を広げたりしているのでした。

 

 救急外来の受付の人は電話中で、救急車からのようで小さい女の子が熱いラーメンの汁を飲んで喉を痛めているようで受け入れても良いかと医師に確認して受け入れの承諾をしていました。

電話の済むのを待って割引のことを聞くとカードを入れる器機を教えてくれました。

 女の子の喉がたいしたことが無いといいのですが。