昼顔の傍に開かぬ忘れ傘

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 朝から激しい雨が降っていました。昼までには小止みになるかなと期待しつつ

テレビを見ていると、突然の臨時ニュースでオウム事件松本智津夫死刑囚の刑が執行されたと報道されて、話題もオウム事件に切り替えられました。当時は大きく報道されて、恐ろしい事件でした。

 

 光の輪の上祐氏が記者会見で現在の心情を話していましたが、集まった記者からは何も質問が出ず、あっと言う間に終了しました。ああ言えば上祐と言われた弁舌を聞くことができず物足りなさを感じました。記者の勉強不足か、何か質問をして後々面倒なことになるのを恐れた物か、一体あの会見は何だったのでしょう。

 

 出かけるときは小止みになっていましたが、大きめの傘を持って出かけました。バスはいつも遅れ気味です。今日は私の他誰もいませんでした。空き地の草は時々刈られて

綺麗になりますが、直ぐ又雑草でいっぱいになります。道路との仕切りのフェンスに昼顔が絡みついて雨に打たれて咲いていました。傍らには誰が忘れたのか捨てたのかビニール傘が掛けてありました。

 

 電車に小学校低学年と見られる子供達がランドセルの二倍もありそうな紺色の大きなリュックを背負って乗ってきました。私立の子供達のようでした。中の2名の男の子と女の子が通路を行ったり来たりしてはらはらしました。停車した時に女の子が「あざみ野で降りてみようか」といいました。え!とホームをみるとあざみ野でした。あわててよろけそうになる女の子を押さえてホームに降りました。あぶないあぶない。

 

 病室に行くと主人は看護師さんにミトンをつけさせられているところでした。今まで車椅子に乗っていたそうです。昨夜の内視鏡は上手くいったようで、食事の練習を始めたようです。鼻に入っていたチューブは外されてさっぱりした顔になっていました。

髪も洗って貰って、指先で測っていた数値も良いとのことで看護師さん二人が手を叩いて喜んでくれました。

 

 請求書が届いたので、会計に支払いに行きました。クレジットカードで払えて助かります。もっとも病室で借りる衣類や雑貨の分は現金でした。両方合わせて13万円弱でした。6月20日から30日迄の分です。主人の生命保険はすべて満期になってしまい

何の役にも立ちませんでした。

 

 このまま順調に快復してくれますように。