青時雨相槌しきり打つ女
昨夜は眠くて10時には床に就きました。所が2時間おきに目が覚めて、最初はトイレに行きましたが、次からはさすがにそんなに行ってもとそのまま眠りにつきました。
目が覚めても直ぐ次の眠りに入るので、寝不足の感じはしません。
朝は小雨が降っていて洗濯物は室内に干しました。少し止んだところで新婦人新聞を
配りに行きました。ここのところヨガを休んでいるので、出る前にヨガのポーズをいくつか行って腰周りを柔らかにしました。
午後は又小雨が降ってきました。折りたたみ傘は止めて大きな傘をさして出かけました。バスに乗ると前の席の女性が何やら小声で話しています。一人がけなので相手がいるわけは無く、携帯電話かと思いましたが耳に何も当てている様子もありません。
前からの声では無く別の場所の会話が聞こえるのかなと思いました。ふと運転席の横のミラーに前の席の女性が映っているのに気がつきました。確かに中年の女性がしきりにもごもご話しています。時々相手の話に耳を傾けて、うん、うん。そう、そう。そしてまた話し始めます。とても自然な会話をしているように見えます。
Y田さんのことを思い出しました。彼女の場合は頭の中の人物と話していても人前ではそんなそぶりはしなかったので、誰も気がつきませんでした。もっともバスの女性が
一人ごとを言っていたのか、お芝居の台詞の練習をしていたのかわかりませんが。
主人は今日もしきりに動きます。足を組んだり、横に向こうとしたり、体を持てあましているように見えます。主治医が顔を見せて、3時半頃移動しますから。と言われました。そのつもりでいましたが一向に移動の用意の人が来ませんでした。
内視鏡は5時過ぎからと聞いていたので、バスもなくなるので先生を信頼して病室を後にしました。