空模様手の平で知る秋時雨

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 絵画教室へ出かける前に縁側から外の様子を窺いましたが雨かどうか解らず手のひらを上に向けると僅かに切りのような湿り気が伝わりました。傘をさして出かけました。今日も先生と二人かなと先生宅のドアを開けると先客の靴がありました。
中へ入ると暫くぶりにUさんの笑顔がありました。私の主人のお悔やみの言葉をいただきお供物まで頂戴しました。

 

 娘さんの腰痛は手術をしないでも良くなったそうですがその後Uさん自身の体の不調が続いて絵に来られ無かったようです。私達が絵を描いている家にこの間の句会を欠席した先生の分の選句用紙を預かって来たので選句をしてもらいました。選句が終わったところで私用のプリントから、誰の詠んだ句かと選句の結果を順に教えました。

 

 Iさんが用意してくれたプリントは欠席者でも皆の投句や結果を知ることが出来て本当に便利です。先生に30日の平和フェスタ用の短冊用紙をN田さんと私の分を分けてもらいましたが、上等な短冊なので書き損じた時の予備までは言い出せませんでした。

 

 夕方N田さんに短冊を渡すと、案の定あまりに綺麗な短冊に尻込みをしました。ならば半紙に書いて短冊の上にかぶせてはどうかと提案しました。展示用であれば美しいのも良いのですが、今回は短冊を手にして口頭での披露なのでそれで充分と思います。