今日は硯の海にたっぷり水を注いでテレビを見ながらひたすら摺りました。もっとも一度に水を入れたわけではなく少しずつ足しながらですが。いつももう一枚というときに墨が無くなり擦れてしまうのです。
言訳はなしと戒めて、臨書しました。途中庭から雨の音がしました。洗濯物を軒下から室内に取り込みました。近頃は部屋干しの匂いが気になりません。私の嗅覚が衰えたのか洗剤や柔軟剤の進化で嫌な匂いがしないのかわかりませんが。
締め切った室内は床一面に広げた作品や硯から墨の香りが漂ってちょっとの間雅な気分になりました。
午後は刺し子布巾をもう一枚刺す下準備にかかりました。