ハイカラな名前の小菊仏前に

         f:id:yuyakereiko:20190831194107j:plain

襟足の髪が伸びてうるさくなってきたので、美容院へメッセージで問い合わせを
しました。折り返しで10時にお待ちしていますと返事がありました。

 

 簡単な家事を済ませて、10時に徒歩で2,3分の美容院へ向いました。我が家から
直線道路ですが少々上り坂になります。着く頃には息が荒くなっています。
門の前で息を整える為立ち止まると、可愛らしい黄色の小菊が沢山咲いていました。

 

 私からの予約メールで、仕事モードになり午後の予約も入れたとの事でした。
看板も出さず、宣伝もせず昔からの固定客だけで気儘な仕事量で調度良いのだと言います。今日もたっぷりおしゃべりをしながら、こさっぱりとカットしてもらいました。

 

 帰りに小菊を切って持たせて貰いました。名前はルドベキアと言うそうで、忘れないうちにメモしました。水揚げが上手くいかない時は根元2センチぐらい60度のお湯に浸けると良いと聞きました。早速瓶にお湯を入れて根を浸けました。花ビラが終わると蘂の部分がワレモコウのようになるとも聞きました。

 主人の仏壇の前に置くとぱっと明るくなりました。

 

交換はちり紙一つ秋の雨

        f:id:yuyakereiko:20190830202846j:plain

  今朝は雨の音で目が覚めました。涼しくて気持ちが良いのでもっと寝ていたいと思いましたが、家庭ゴミの日なので、床の上で柔軟体操を少しして起きました。

 

  月に一度の新聞回収の日で、チラシに雨天決行と書いてあるので、新聞を回収袋に入れて、更に濡れないようにビニール袋に入れて門扉の所に出しました。
夕刊を止めたので、一袋になりました。


 時々窓から門扉を覗いて新聞が置いてあるか確かめていました。その内忘れて、報道番組を見ていました。相変わらず韓国のニュースです。前大統領の裁判が高裁に差し戻しとか。現大統領の側近の不正疑惑等々。

 

 韓国では歴代の大統領が現役を去ると、なにがしかの罪に問われていて穏やかな老後を過ごすのはまれなように感じました。それでも大統領になろうとする人がいるから不思議です。

 

 雨が上がって外を見ると新聞の包みが消えていました。軒下にトイレットペーパー
が一つぽつんと置いてありました。

 

 

連載の終わりの余韻秋夕焼け

            f:id:yuyakereiko:20190816201654j:plain

  今月は絵はお休みで、前回の教室でスケッチしたままになっている百合の絵にそろそろ手を加えようと取り出しました。おおざっぱだったスケッチの形を整えて、さっと色づけもしてみました。この段階が一番良く見えます。

 

 昼近くに切り上げました。あとは教室での楽しみに取っておこうと思いますが、来月は先生の展示会がある都合で教室は第三週目からなので間があきすぎるので、それまでに色づけを完成させてしまうかも知れません。

 

 私は小説でも、ドラマでも長く続く話が好きです。終わりに近づくと妙に淋しくなります。最近連続ドラマ2本終了しました。パソコンで一挙放送のものは自分のペースで日に何本でも見ることが出来ます。先が知りたければいくらでも見続けられます。

 

 終わりがあっけなく物足りない事も有りますが、良く出来たドラマはラストの余韻がしばらく心を楽しませてくれます。

 

 夕方雨戸を閉める時、西の空が赤く染まっていたので、外へ出てみました。日中の蒸し暑さが収まって心地良い風が吹いていました。夕方のニュースの背景に東京の夕焼け空が映っていましたがこちらも夕焼けが細長く山陰に消えかけていました。

 

草むらの声と輪唱秋の蝉

           f:id:yuyakereiko:20190828190435j:plain

 先日分けて貰った仮名用半紙で競書の課題を清書してみました。書き味も良く
文字も上手に見えます。すっかり気を良くして何枚も書き上げました。その内に
激しい雨の音がしました。あわてて縁側に出ると、すでに洗濯物はびしょ濡れでした。
干して間もなかったのにうかつでした。脱水して部屋干しにしました。

 

 佐賀県の方では豪雨に見舞われて、住宅街にも浸水しているニュースを見ました。
洗濯物が濡れたぐらいで文句を言っては罰が当たりそうです。

 

 晴れ間が出たと思うと、また小雨が降ると言うあんばいで不安定な状態の一日でした。夕方、雨が上がった間に新聞の配布に出ました。近くの売り地が半分売れて残りの半分は草が生い茂っています。早くもこおろぎが鳴き出して、今を名残と鳴く蝉と掛け合いをしているかのようでした。

 

 

鬼灯の笛作る手のままならず

          f:id:yuyakereiko:20190827204524j:plain

  今朝のニュースで横浜に雨が降っていると言っていましたが外を見てもこの辺りには降っていません。その内に降り出すかもしれないのでその前に野菜を調達してこようと外へ出ました。道路が湿っていてすでにぽつりぽつりと降り出しました。

 

 小雨なので、傘をさして急ぎ足に、まずコンビニでパンなど数点買い、野菜の無人販売所で、トマト、胡瓜、茄子、オクラを買いました。前の畑にはもうトマトや胡瓜はお仕舞いで、次の野菜のために土が綺麗にならされていました。

 

 昨日根気よく作った鬼灯の笛は最後の最後に口元に少し亀裂が入ってしまいました。
中身を出し切るときに、もう少し慎重にすべきでした。中を水で洗い、そっと息を吹き入れると風船のように膨らみました。鬼灯の口を唇にあてて歯で軽く押すとブと力ない音が少し出ましたが勢いよく鳴らす事は出来ません。

 それでも昔の笛を鳴らす感覚は蘇り、萎んだり膨らんだりする感触は楽しめました。

秋雨や人の恋しい昼下がり

             f:id:yuyakereiko:20190826203710j:plain

 月曜日は祭日と重なることが多いので、8月も2Fのボランティアは1回だけでした。
新婦人の仲間のI葉さんは今日も元気に書道を楽しんで居ました。帰りがけに私の名を呼ぶので側へ行くと、他の皆さんは元気?しばらく会っていないけどと言って皆に宜しく伝えてと言付かりました。

 

 長いこと委員を務めて活動されていたのですが、下半身が不自由になり車椅子になり、老健に入所しているので、友人達が気になるようです。

 

 施設に利用者さんから書道の用紙が沢山寄贈されたとかでUさんが吟味してみると普段使いには適していないようで、ボランティアさんで分けましょうと言う事に。私も使えそうな仮名用の半紙を少し頂きました。

 午前中にネットで寸松庵用の料紙の特売品を注文しました。5%引きという宣伝に引かれてしまいました。

 

ボランティアを終えて外へ出ると、雨が降り出しました。急いで家に戻り洗濯物を取り込みました。少し雨がかかっただけでたいして濡れませんでした。

鬼灯の肌懐かしむ掌(たなごころ)

                                 f:id:yuyakereiko:20190825202435j:plain

 お盆に飾ったほおずきは色あせることもなく、今は玄関の花瓶に挿しています。長いので一番下の実を取って、皮を開くとつやつやの丸い実がてるてる坊主のようです。

 

 子供の頃に中の種を出して、風船状に空になった物を唇の裏に当てて鳴らして遊びました。いまだにほおづきを見ると作りたくなります。
 昨年は鮮度がかなり落ちていたためか、口が裂けて上手くいきませんでした。

 

 ネットで、鬼灯笛と呼ばれている事を知りました。中には中の種の取り出すコツを写真入りで教えてくれているブログもありました。私と同じやり方ですが実をもみほぐして種が出始めたら実と皮の間をナイフで切り離すとありました。

 

 なるほどと思いました。口を破かないように中身をすべて取る苦労が楽しかった
思い出があるので、掌に押しつけて回しながら柔らかくするやり方で試してみようと
思います。