数珠玉の触るるそばから溢れけり
新聞代を支払いがてら散歩に出かけました。暫くぶりに田んぼの方まで足をのばしました。もうすっかりイネは刈り取られて、青々とした穭田になっていました。
サイクリング道路脇の川原は雑草が伸びて川面が見えない所も多くありました。鴨の姿もありませんでした。
川沿いを少し歩いてからまた田んぼの方に戻り、数珠玉の生えている側溝へ行って見ました。もうほとんど葉が白くなり実も白く乾いていましたが少し硬い実もついていて
良さそうなのを取りました。そっとつままないとぽろぽろ落ちてしまいます。
手の平一杯摘み取ってビニール袋に入れて、道路を渡ると車のわきでストレッチしていた若い男性が「何か食べられる実がありましたか?」と聞いてきました。数珠玉ですと言って男性の後ろにもあるのに気がついて、教えてあげました。
男性は傍らの木を見上げて、ここへは桑の実を取りに来ると言っていました。数珠には気がつかなかったようです。桑の実の熟す頃気を付けてみようと思います。
家に帰ったら、用心したにもかかわらず汗でびっしょりになっていました。