二三段のぼるは易し万年青の実
午前10時前に絵の先生から、相談事があるので来てくれないかと電話があり
我が家の裏の通りなので、割烹着につっかけのまま行きました。
生徒仲間の一人がちょっと問題を抱えていて、先生一人では手に負えないと言うのです。以前からその人のまわりに妖しい人物が見え隠れして詐欺に遭うのではないかと心配しているのです。少し前に、画廊を開くので、持っている絵を貸して欲しいという話があって、画廊を開くという場所も未だにテナント募集の看板があり、嘘だとわかっているのに、又別の話に耳を貸しているようなのです。
明日は絵の教室で彼女に会うので、私からもそれとなく聞いてみる事にしました。
自宅へ帰ると、Wさんから共同購入の仕入れの仮払をしたいと電話があり、会計から金額を準備してお互いの家の中間点で受け渡しをしました。
短時間に家を出たり入ったりして足を使いましたが、我が家の玄関までの石段もとんとんと上がれて快調の様です。股の筋肉を付けるべくしゃがんで立ってという運動を思い立った時に4,5回繰り返している成果が上がっているようです。
今の家に移転した際に母が持って来てくれて植えた万年青がいつの間にか庭に沢山増えたのですが、春に花が付くものの、実は付かないのです。
どうやら自家受粉できないのだそうで、私が花粉が出来た頃に指でなぞっていたのですが、成功しませんでした。ところがこの秋一番端の万年青に大きな丸い実が一つ出来ているのに気がついて、見守っていました。
最近になって青黒かった実が赤くなっているではありませんか。落ちずに赤く色づいてくれて、嬉しくて日に何度も眺めています。