入院記録6

f:id:yuyakereiko:20220317102235j:plainf:id:yuyakereiko:20220317102214j:plain

  今日は曇りなのか日が差さない。看護士さんによると外は小雨が降っていたとか。


回診の時訴えたので、ようやく湿布を貰い両足のふともや左の膝に貼る。
スマホで姪のブログを見ると明日は姪の連れ合いさんの誕生日と知りました。そうだ姉と同じ日だ。コロナになって以来一緒にお祝いをしていない。
今年で89歳になる。要支援1で週一午前だけデイサービスで体操をしています。当初老人の集まりに行くのはと気が進まないようで私が道をつけた手前しぶしぶ通う事に。

 

以来2年ぐらい経ちますが、デイサービスの利用者の会話をうるさがっていたのに何と週2回利用したいらしく認定更新の時要支援2になるようにと願っていました。
区の認定員と面接すれば元気ぶりが隠しようもなく判定は要支援1のままでした。
姪に姉も一緒に誕生祝いをして欲しいとLINEをしようか迷いました。

 

シャワーは何時呼びに来るかと待ちましたが最終時間になっても呼ばれませんでした。
検温と血圧を測りに来た看護士さんに聞くと、自分で予約を入れるように言われました。

検温の時など「お名前は?今日は何日?ここは何処ですか」と聞かれます。
薬を持って来た際は名前を言わされます。
そういえばここの病棟は脳神経外科なのです。

 

一度など看護士さんが来て彼女が俯いて記録のような物を見ている時.私が生年月日を言うと彼女が、えっ!と顔を上げました。ありゃ他のベッドでの患者さんへの年月日はと問う声に答えたようです。ああ恥ずかしい。

 

ようやく読書が出来る気力がでたようで、寂聴さんの「いのち」を読み始めました。腰と胆嚢の手術をして退院の場面から始まるのです。我が身と重ねながら読み進めました。寝た状態で退院したらしく腰の辺りに秘書さんに毛糸の入った袋をあてがって
貰います。 うんうん、わかる、わかると思いました。確かにどの角度に腰の位置を定めるかが重要なのです。

 

私は自然と自分で調節出来ていますが寂聴さんは90歳を過ぎての手術ですから。