入院記録2


9時20分よりレントゲン撮影、続いて手術室へ。

入院前に一度、体にメスを入れる恐怖でためらいましたが、数時間で腹をくくり以後は平常心に戻りました。主治医を信じて命を預ける事に。

酸素マスクの様なプラスチックを鼻と口の上に乗せられて麻酔をかけられたようで眠りの底へ。

大手術で長い時間かかり。10時から夕方5時迄7時間。先生方はげっそりしていたと後に看護士さんから聞きました。


麻酔が切れるとき私を何度も呼ぶ声が聞こえて、3、と5が痛いと叫んでいた。覚醒始めに数字の積み木がガチャガチャと現れて徐々に整列1から5迄の縦の列ができた。一番端の3と5が痛いと叫んでいた。はっきり覚醒した頃には痛みは消え失せた。本当に叫んだのか夢だったのか定かではありません。

腰椎の3と5の間に例のチタンを入れると聞いていたので、3と5が痛いとさけんだのかも
その夜はscuに泊まる。寝返りが困難で人手を借りました。その都度ムカムカして吐くこと4回。体勢が定まらずお尻の所に枕を当てて貰ったり身の置き所に難儀しました。

 

口中が乾き、隣のベッドに来ている看護士さんにその旨訴えるとスプーンにスポンジのような物を巻き付けた物で口中や舌をなでまわして湿らせてくれました。

何度か世話になりました。感謝。

 

事前に知らされたとおりSCUは様々音が半端なかった。ガチャン、バタンと誰かが暴れているように思えました。