毎年庭で一つや二つの蝉の殻を見かけます。今年もそろそろ見つかるかなと草の葉の裏など気をつけていました。ところが今年初めて葉裏では無くフェンスの上の方に見つけました。まだ2,3日しかたっていないと思います。
どのようにして産み落とされて我が家の庭の土に住みついているのか不思議でした。
私はてっきり土の中に産み落とされてそのまま数年暮らしていると思っていました。
ところがそうではなくて、木の樹皮に卵を産み付けられて、翌年の梅雨の頃に孵化して木の根を伝って地中に潜り3年~5年、もっと長いのもいるらしいですが、木の根から樹液を吸って暮らしているとか。地上に出て成虫になって1ヶ月ぐらい生きているそうです。7日で死ぬというのは誤りらしいと知って驚きました。
と言うことは、我が家は山地を宅地化したときに地中に沢山蝉の幼虫がいたので毎年出てくるのかと思っていましたが、そうではなく、飛んできて我が家の椿の木や金木犀
の樹皮に卵を産み付けられていたという事のようです。まだ幼虫のまま庭の土の中に数匹いるかもしれません。
今日も外は殺人的な暑さで、私は買い物も出ず、西友の配達のお世話になって地中ならぬ家の中でエアコンをきかしてじっとしていました。