爺婆が黙々食す柏餅

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 朝は肌寒く感じて暖房を入れました。10時頃には気温が上がってきて暖房を切った上に上着を脱ぎました。主人も軽装になって「じゃ、その辺歩いてくるかな。」と出かける様子。帽子を被らせて坂の上方面には行かないように、デイサービスの庭には

行かないようにと何度も念を押しました。

 

 玄関の窓から見ていると上とは反対方向へ行ったので安心しました。だんだん家の中の細々した物がそれぞれの場所に収まってきました。ふと電話番号のファイルが見当たらないことに気がつきました。大事な物なのでその辺に放り出す分けはないしと探し回りました。

 

 主人の事をすっかり忘れていましたら、手に小さいビニール袋を下げて帰って来ました。

「飴を買ってきた。」といいます。酒屋さんに寄ったらしく自分で選んだ飴を買ったようです。朝飴をくれと言うのへ二個渡してもう無いからねと言ったのをおぼえていたようです。無いわけでは無く数を制限する意味で言ったのですが。

 

 デイサービスに行くようになって活動的になって来たように思います。酒屋さんに

買い物に行くなんて思いもよりませんでした。

 

 お八つは昨日息子に貰った柏餅を食べました。味噌餡で程良い甘さで美味でした。

こどもの日と言っても鯉のぼりを上げている家も見かけません。お隣は小学生の一人息子と若いパパママがリュックを背負って行楽へ出かけていきました。後に残ったおじいさんは車を洗っていました。

 

 暑いですね。と声をかけると「明日はもっと暑くなるって。」O寺さんへなかなか届けられなかった書道のテキストをようやく意を決してふくらはぎに湿布薬を貼って、くらくらしそうな天気のなかを歩き出しました。思ったより楽に足運びが出来ました。

あと一息で本調子に戻りそうです。