未だ開け切らぬうちに窓から外を見るとキャノンビルにこちらがわのビルの影が映っていました。私は入院のために初めて来て直ぐに入り口に入ったので病院の全貌を知りません。屋根の形がお城のようだと見入りました。
看護士さんが入って来て「どうでしたか＿？」と聞きました。「誰か入って来ないか気になりました。」「誰か来ましたか？」といって笑いました。
体を拭いて貰う。気持ちいい。いつ退院の手続きの知らせが来るかとドアを開けて通路へ出ると、薬を持った薬剤師さんが私を認めて寄って来ました。
急に病室が変り、しかも病棟も違うので捜したようです。自宅で飲む薬を１０日分貰う。その後は外来で19日にあざみ野の脳神経外科へ行って下さいと。
ついで、看護士さんが封筒を持って来て、あざみ野の病院に渡して下さいと渡されました。宛先はM先生御机下とありました。私のここでの記録が入って入るようです。
先生が自分で持って行けば良いと思いますが一応病院間の決まりなのでしょう。
退院手続きして息子を待つ。息子からメッセージ「トイレへ行きたいが中へ入れないのでコンビニへ行って来ます。」病院に戻ったが
完全入館禁止で中へ入れない。とメッセージ。退院の迎えだと伝えてようやく女性が代わりに迎えに来て出口まで荷物を持ってくれました。
カード会社から私宛の郵便が届いたが不在のため不在通知が入っていたので、不在表を持って来たのでと郵便局へ寄ってくれました。
いきなりの外出です。息子は車を向かいの区役所の駐車場へ入れて待っていました。
おそるおそる郵便局へ。身分証明として保険証を提示して、受け取りました。
昼過ぎ帰宅しました。
居間に布団を敷いて貰いました。テレビとダイニングテーブルの間に。テーブルに並んでパソコンの机椅子があるので、起き上がりの時、何処でもつかまれて便利です。
あっという間の10日間でした。
