雛の日や雄蝶雌蝶の遠き夢

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   今日は一日雨でした。昨日夏蜜柑の皮の表皮をピーラーで剥いてから細く刻んで水に
入れ一度ゆでこぼしてから、更に水に一晩浸けておきました。朝食後水を2,3度替えてから砂糖をまぶしておいて、しばらくしてから火にかけました。

 

 まだまだと思っていて様子を見ると水分が無くなっていました。火を止めて冷めるまでそのままにしておきました。そこへ電気屋さんが雨樋の様子を見に来ました。雨が降らないと何故樋から漏れるのかわからないからです。

 

 雨の中はしごを伸ばして屋根の樋の漏れる箇所を覗いていてようやく納得がいったようでした。ケーブルを止めた金具あたりが原因のようでした。今度はお天気の良いときに来ますと帰って行きました。有り難い事です。

 

 三時のおやつはおひな様の前で息子から貰ったケーキを食べました。餡蜜の入ったケーキでした。お父さんがいれば「これ美味しいねえ!」と感嘆の声をあげそうと思いました。55年前の今日雪の佐渡島で結婚式を挙げました。高砂や~の謡いが流れて可愛らしい雄蝶雌蝶の注ぐ杯を交わしたのはついこの間のようです。

 

微笑む遺影に「灯りをつけましょぼんぼりに~♪」と歌いかけました。