夫逝きて四十九日の月明かり

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    今日は主人の49日です。いつもよりお経も長く唱えました。
私のお経で、主人を無事に彼岸に送ることが出来たかどうか心許ないことですが
素直な主人の事、きっと迷わず昇天したに違いありません。

 

 法要は納骨の時にする事にして、今日はスケジュール通り、書道とヨガに出かけました。書道の時、自作の俳句を創作の題材に書いた物を先生に見ていただきました。
予想通り、めちゃめちゃ駄目だしに会いました。でもまずは下書きを元に、構図や書体のアドバイスをいただけたので、やりやすくなりました。

 

 ヨガは久しぶりでしたが、最近朝起きて直ぐに体をほぐしていたので、割合容易に
動作が出来ました。今日も秋晴れで室内はクーラーを効かせていましたが、先生は
びっしょり汗をかいていました。

 

 ヨガ終了後、古くから会員になっていても交流のないH間さんを誘って、M崎さん、
N田さん、Hさんと私とでパッパパスタで食事をしながら班会を持ちました。H間さんは、勤めを辞めたのでようやく時間が出来てこのような交わりに参加出来ました。

 

 近所に住んでいても、なかなか話をする機会がありませんでしたが、これを機に交流を深めていけそうです。別れるときにとても楽しかったと聞いて嬉しかったです。

 

 帰宅度、仕事明けの息子と買い物に行き、御寿司や総菜、飲み物などを仕入れて
夕食に主人の49日の供養をしました。今朝門灯の明りが消えそうになっていてスイッチを切った時に、主人の灯が消えかかっているような気がしました。

 

 暗くなって来て門灯をつけられないと息子に話すと、脚立を出す音がしていたので出て見ると家の横に脚立を立てかけて、姿が見えませんでしたから、電球を買いに出かけたようです。

 隣の家の屋根と我が家の屋根の間から、月の明りがこうこうと差していました。
暫く額縁の中のような月に見とれていました。