半ドンの混み合う医院秋深し

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  朝起きた時はまだ小雨が降っていましたが、意外と早く雨が上がり洗濯物を
外に出しました。忘れないうちにとSさんに電話を入れると、ごめんなさいとメールに返信しなかったことを詫びていました。生年月日を教えてもらいました。私より一回りも若いと知りました。道理で行動も素早く頭の回転も早いのは納得です。

 

 先生にファックスを入れてから、予防注射に出かけました。家を出る前に熱を
測りましたが35度4分でした。こんなに低くて大丈夫かなと不安になりました。
医院のドアを開けると11時近いのに混んでいました。 待つのを覚悟で本棚から「家の光」という懐かしい雑誌を手に取ったとたん呼ばれました。診察室ではなく横のドアから看護士さんに招かれました。

 

 ベッドに腰を下ろして待つように言われて上着を脱いで腕を出して用意しました。
診察の合間に先生が注射をしてくれるとのことでした。もう一人呼ばれて私のとなりに
座りました。トレーに注射針が二組乗っていました。名前のシールが貼ってありましたが間違えないかと、注意を払っていようと自分に言い聞かせました。

 

 先生が私の名前の注射針を取り上げたのでホッとしました。「あまり痛くないと
思いますがチクッとしますよ。」と射しました。ほんの少しチクッとしただけでした。
注射を怖がる二番目の姉の顔が一瞬浮かびました。

 

 待合室へ戻ると補助椅子だけが空いていて相変わらず満員でとなりの男性が咳き込むのが気になりました。土曜日は半日なので混み合うのかも知れません。昔務め始めた頃は週休2日では無く土曜日は半ドンでした。今でも半ドンという言葉は使われているのでしょうか。

 

 半ドンとは?とググってみると、その昔オランダ語の日曜日をドンタクと言ったところから半分休みで半ドンとなったとか。又土曜日の半分休みから半ドンとなったという説もありました。

 

 夜になって注射をした方の腕が筋肉痛のような痛みを感じるようになりました。